今回、ご紹介するのは芦北フットパスの「上田浦~御立岬コース」です。
全国には、フットパスと呼ばれている散歩コースがたくさんあります。
芦北のフットパスコースは6つあり、今回歩いた「上田浦~御立岬コース」は<第1回 全国フットパスコンテスト>でグランプリを受賞したコースです。
【上田浦~御立岬コースの目次】
フットパスとは?
フットパスとは、イギリスで発祥した「歩くことを楽しむための道」の事です。イギリスには農村部を中心に網の目のように走っている公共の散歩道がたくさんあります。長いものだと160kmも続くものもあり、川の近くを歩いたり、羊を眺めながら農道を歩いたり。イギリスではフットパスを大切にする文化があります。
最近、日本でも様々な地域において、各地の特徴を活かしたフットパスのコースが整備されてきています。
熊本県にも芦北のほかに、美里フットパス、山鹿フットパス、などいくつかのコースがあります。
芦北フットパス、上田浦~御立岬コース オススメポイント
「上田浦~御立岬コース」は全長約8キロ。所要時間はゆっくり歩いて180分くらいです。
八代海を眺めながら海沿いの道を歩きます。対岸には天草の島々も見ることができるところ。オレンジ鉄道の線路横を歩いていると、小さな神社が出てきたり、漁村があったり。景色がとってもきれい。後半には恋人たちのスポットもあって、老若男女、カップルにもおすすめのコースです。
芦北フットパス、上田浦~御立岬コース アクセス
車でのアクセス:たのうら御立岬公園駅の駐車場に駐車。肥薩おれんじ鉄道で一つ熊本よりの上田浦駅へ移動し、そこからスタート。
列車でのアクセス:肥薩おれんじ鉄道 上田浦駅下車。
芦北フットパス、上田浦~御立岬コース ルート案内
コースの地図です。
地図は市役所や道の駅などで手に入れることができます。
スタートは上田浦駅。トイレは、田舎のあまりキレイではありませんので、たのうら御立岬公園駅のトイレを利用してきたほうがいいかもしれません。
ちょうど、くまモンの列車が入ってきました。
少し歩くと原っぱが。秋の気配がします。
トンネルのすぐ横に、小さい鳥居。金山神社です。
ぎりぎりの小路。軽トラがやっと通れるくらいの細い道。
矢具神社。安産、育児、漁業などにご利益があるといわれている神社です。
波多島港。小さな漁港。静かすぎてゆっくり時間が流れているかのようです。
漁港付近には「あこうの木」が群生していました。
さて、ここからが頑張りどころ。平地を歩いていましたが、山道を御立岬公園まで登っていきます。ファイト!
くねくねした道をひたすら、そうですね、30分くらい登ります。でも、そんなに急坂ではありません。
海が見えてきました。頑張って登って良かった!
御立岬公園シンボルタワー。周辺を一望できる絶景スポットです。
ここに願いを込めてカギをかけると、「好きな人と結ばれる」という愛の伝説をもつスポットです。恋人たちがかけた鍵でいっぱいです。
恋人たちがかけた鍵、2504個を使って作られたハートのオブジェ、「幸せのクローバー♡」
さて、ゴールはもうすぐです。不知火海の絶景を見ながら歩いていると疲れも吹き飛びます。
ゴールの御立岬温泉センターです。
疲れた時には甘いもの!温泉センター内の売店で岬の潮を使った「そるとクリーム」を頂きました。ちょっぴりしょっぱくておいしい~!(300円)
お土産に岬の潮を使った「塩せんとレモン塩せん」を購入。汗をかいた後に塩っ辛いものは最高ですね。
今回は芦北フットパスの「上田浦~御立岬コース」をご案内しましたがいかがでしたか?海あり、山ありのお散歩コースは心が洗われます。こんな時代だからこそ、自然に触れることで癒され、ストレス発散にもなります。芦北フットパス、おすすめですのでぜひいらしてくださいね。
フットパス芦北の情報
お問い合わせ番号:0966-82-5569 |
住所:熊本県葦北郡芦北町佐敷48-2 |
営業時間:24時間 |
駐車場:あり |
平均予算:オレンジ鉄道乗車代 |
ホームページ :芦北町観光協会 |