今回ご紹介するのは、熊本日日新聞本社内にある、日本で最初にできた【新聞博物館】です。
【新聞博物館の目次】
▼新聞博物館
【新聞博物館】は熊本市中央区世安の3号線沿い、熊本日日新聞本社内にあります。
受付で入館証を受け取り、敷地内の【新聞博物館】入口から入館できます。
▼行ってみた口コミ
【新聞博物館】は熊本日日新聞社設立45周年事業として、1987年(昭和62年)10月1日に新聞の歴史的遺産を収集・保存しながら時代を先取りする情報文化センターとして開館した日本最初の新聞の博物館です。
30年まで新聞社で実際に使っていた機械類と、日本の新聞の歩みや著名な新聞人たちを紹介しています。
熊本日日新聞の歴代のロゴが展示されています。どこまで実際に見覚えがあるでしょう?
機械類は新聞事業の産業技術遺産です。活字鋳造機、分選台=活字棚、大組み台、紙型などの鉛活字時代の機械類の他、ドイツにある現物のを80%のサイズで復元した世界初のグーテンベルク印刷機が展示されています。
明治時代にフランスで開発され、熊日でも昭和20年代まで活躍した貴重なマリノニ型輪転機など印刷の歴史を知る貴重な展示を間近で見ることができます。
一部の展示コーナーでは、熊本地震の被害のままが現存されていました。
歴史的な展示物も割れてしまい、震災の威力が生々しく残っていました。
大洋デパート火災、水俣病、東京オリンピックや天皇のご即位など、熊本や全国で歴史的なニュースがあった日の新聞を見ることができます。
熊本日日新聞だけでなく、全国の新聞の今年の元旦号が集められていました。普段は見られない地方の新聞で地域の特色を感じることができました。私も故郷の新聞を見つけ、懐かしい気持ちになりました。
館内を大きなくまモンが見守っていました。
熊本日日新聞本社内にある、日本で最初にできた【新聞博物館】で、これまでの熊本の出来事や新聞・印刷の歴史に触れてみませんか?
▼スポット情報▼
お問い合わせ番号: (096)361-3111 |
住所:熊本市中央区世安町172 |
営業時間:平日10:00~16:30 |
駐車場:あり |
入場料:無料 |
ホームページ : 新聞博物館 ホームページ |