今回紹介するのは、熊本県阿蘇市狩尾にある乳の出がよくなる神様が祭られている神社として多くの人々の信仰を集めている【産神社】です。
【産神社の目次】
▼産神社
【産神社】は、お乳の神様である「豊玉姫」を祭神とし、およそ200年前に建立されたといわれています。
▼行ってみた口コミ
ミルクロードから県道23号線に右折して進んでいくと、参勤交代に使われた道に左折してを内牧方面へ進んでいきます。しばらく行くと左手に看板が見えてきます。駐車場は無料で7台ほど停めることができます。
かつて神社境内にあるこちらの池から乳白色の水が湧き、この池の水を氏子に汲んでもらいおかゆを炊いて食べたところ乳が出るようになったと言われており、多くの妊婦や乳の出に困っている方が参拝に訪れています。
神社の左手からは、水がポコッポコッと流れ出ています。昭和35年の大干ばつで水量は減少してしまい、乳水も見られなくなったそうです。しかし、地元の間には乳水の記憶は強く残されており、参拝に訪れているそうです。
神社の敷地内には、公園も整備されており、ゲートボールをすることもできますので地域の方の憩いの場となっています。
遊具は昔懐かしいものが設置されています。
阿蘇開拓の神健磐龍命の妃、阿蘇都媛のお産のとき「静かな場所で産みたい。」という媛の願いが出されました。命は媛のために一番ふさわしい場所をきめるため、天地の神々にお祈りして天に向かって矢を射ました。矢はぐんぐん進んで矢の島に落ちました。命はここの南に面した台地に産屋を建てて媛を迎えました。媛は非常に満足して出産したといわれています。
産神社は、妊婦さんや乳の出ない方が今もなお訪れている場所です。お乳の出るようになったお母さんは、お乳の形に木を削って作った置物をお礼に奉納していくのだそうです。
▼スポット情報▼
お問い合わせ番号:0967-32-1960(阿蘇インフォメーションセンター ) |
住所:熊本県阿蘇市狩尾 |
営業時間: |
駐車場:7台(無料) |
入場料:無料 |