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【人吉球磨フットパス】栗の産地、山江村山田辻ヶ岳コースをのんびりお散歩。

今回、ご紹介するのは、人吉球磨フットパスの山江村エリアにある「山田辻ヶ丘コース」です。人吉球磨地区にはたくさんのフットパスコースがあります。人吉市エリア、錦町エリア、山江村エリア、五木村エリア、多良木町、奥球磨エリア、球磨村エリア。
今回は宿泊していたところからそれほど離れていない山江村エリアに行ってきました。

【人吉球磨フットパス、山田辻ヶ岳コースの目次】

フットパスとは?

フットパスとは、イギリスで発祥した「歩くことを楽しむための道」FOOT(歩く)PATH(小道)の事です。イギリスには農村部を中心に網の目のように走っている公共の散歩道がたくさんあります。長いものだと160km続くフットパスも!川の近くを歩いたり、羊を眺めながら農道を歩いたり。イギリスではフットパスを大切にする文化があり、歩くことが大好きな国民性。

最近、日本でも様々な地域において、各地の特徴を活かしたフットパスのコースが整備されてきているようです。
熊本県でも人吉球磨フットパスのほかに芦北フットパス、美里フットパス、山鹿フットパスなどいくつものコースがあります。

人吉球磨フットパス、山田辻ヶ岳コース おすすめポイント

山江村辻ヶ岳コースは全長4.5km、所要時間はのんびり歩いて約100分です。
山江村は「栗」の産地で知られています。コースでは栗林の近くを歩くのですが、こんなにたくさんの栗の木を見たのは初めて。その他にも、柿や銀杏の木々を眺めたりしながら田舎ののんびりした風景を楽しむ事が出来ます。石造りの蔵や国指定文化財の山田大王神社もコースに含まれています。

人吉球磨フットパス、山田辻ヶ岳コース アクセス

スタート地点の山江村役場まで人吉I.Cから車で5分。
人吉駅から車で約15分。

人吉球磨フットパス、山田辻ヶ岳コース ルート案内

山江村エリアのフットパスマップです。山江村役場で地図をゲットできました。コースを歩いていても、フットパスの看板は数えるほどしかないので地図は必要です。マップにはQRコードがあり、読み込むとYOU TUBE でコース案内を見る事ができチェックポイントを教えてくれています。

スタート、ゴール地点の山江村役場にあるレトロバス「マロン号」。普段は車庫に入っていて、イベントなどの時に走らせるそうです。今回は役場の方が車庫を開けて見せてくださいました。とっても親切。運転席にも座らせてもらいました。

国の重要文化財に指定されている「山田大王神社」。本殿は室町時代に建てられた歴史ある神社です。茅葺屋根が立派!

石造りの蔵や石臼を使った柵など道中で見る事が出来ます。

今回のコースでは唯一の山道。「諏訪神社」。入り口の鳥居を抜け、隠れパワースポット的な静かな杉林を数分歩くと小さな本殿があります。

本殿。

コースのあちらこちらで栗林を見る事が出来ます。山江村は栗の栽培に力を入れていて、朝夕の寒暖差、盆地ならではの地形を生かしておいしい栗が秋になると収穫できるそうです。

栗の収穫は終わっていましたが、こんなに大きな栗が落ちていました。

田園風景を眺めながらのんびり歩きます。山江村には澄んだ山田川と万江川が流れていて、おいしいお米や野菜が育つそう。

山江村役場近くには銀杏林があって、黄色く輝いてとってもきれい。そういえば、旅館の夕食でおいしい銀杏がお料理に使われていました。

今回は人吉球磨フットパスの山江村山田辻ヶ岳コースについてご紹介しました。
飲食店や自動販売機はあまりコースの途中で見かけなかったので、水分は準備していた方が良さそうです。
のどかな田園風景や栗林を見ながらのんびり歩く。特に名所旧跡があるわけではないですが、日本の良き自然の風景を楽しみながら歩く!これぞフットパスです。フットパスファンとして、どんどん熊本のフットパスコースを広めていきたいと思ってます。ぜひみなさんも歩いてみてくださいね。

人吉球磨フットパス、山田辻ヶ岳コース 情報

お問い合わせ番号:0966-23-3111(山江村役場)
住所:熊本県球磨郡山江村大字山田甲1356-1
営業時間:
定休日:
駐車場:あり(山江村役場駐車場)
ホームページ :https://www.vill.yamae.lg.jp/