今回ご紹介するのは、宮本武蔵が晩を熊本で過ごし、洞窟にこもって兵法書「五輪書(ごりんのしょ)」を著したといわれる、霊巌洞です。
【霊巌洞の目次】
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▼霊巌洞
熊本市西区、金峰山麓にある洞窟、霊巌洞。江戸時代初期の剣術家、兵法家。二刀を用いる二天一流兵法の開祖である宮本武蔵が晩を熊本で過ごし、この洞窟にこもって兵法書「五輪書(ごりんしょ)」を著したといわれる宮本武蔵ゆかりの地です。
▼行ってみた口コミ
駐車場入口には巨大や宮本武蔵の像がお出迎えしてくれます。迫力満点!
敷地に入るとそこには熊本の商人渕田屋儀平(ふちだやぎへい)が、約200年前、24年の歳月をかけて奉納したと言われる無数の石像たち。
五百羅漢と呼ばれるその石像たちはそれぞれ笑ったり起こったら泣いたりとさまざまな表情をしています。
立ち入ると最初はその雰囲気にギョッとして怖いと思ってしまいますが、石像たちの顔をよくよく見るとなんだか愛着が沸いてきます。
石像たちの間を通り抜けていくと、一番奥に霊巌洞があります。洞窟内には岩戸観音と呼ばれる観音像が安置されています。細い階段ですが洞窟の中まで入ることができます。途中急な階段もあるのでお出かけの際にはヒールなサンダルなどは避けたほうがよさそうです。
霊巌洞に向かうまでに広がる金峰山の段々のみかん畑の景色もとってもキレイです。また、霊巌洞周辺は紅葉の美しい場所としても有名です。清少納言の父である清原元輔が霊巌洞の近くにある鼓ヶ滝を見て「音に聞く鼓の滝を打ちみれば山川の鳴るにありける」という和歌を詠んだとされています。ドライブがてら宮本武蔵のゆかりの地まで足を運んでみませんか?
▼スポット情報▼
お問い合わせ番号: 096-329-8854 |
住所:〒861-5282 熊本県熊本市西区松尾町平山376−1 |
営業時間:8時00分~17時00分 |
駐車場:あり |
入場料:大人200円、小人100円 団体20人以上1割引、50人以上2割引、100人以上3割引 |