今回、ご紹介するのは熊本県上天草にある猫島「湯島」です。非日常空間。ふら~っと旅をしに行ってみませんか?人より猫が多い“猫島”「湯島」天草でのんびりとした時間を過ごした話を書いています。
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上天草からフェリーで30分。そこには人と猫が共存する、小さな島がありました。
“猫島”こと上天草市湯島とは
熊本日日新聞の夕刊で7月1日から1年間の連載「猫島ありのまま 上天草・湯島」で登場する“猫島”こと上天草市湯島をご紹介します。
湯島は上天草市に存在する周囲約4キロの島。人口約300人とそれ以上と言われる数の猫たちが暮らしています。そのため“猫島”と呼ばれ、猫好きや写真好きな観光客にひそかな人気となっています。
島に降り立つと港で早速、猫たちがお出迎えしてくれます。猫たちはとても人懐っこいのですりすり近寄ってくる猫も多いです。
“猫島”の名の通り、島を歩くとさまざまな猫たちに出会えます。暑い時期には木陰で休んでいることが多いので探してみて。
湯島への行き方
熊本県上天草市大矢野町湯島
湯島へは熊本市から車で1時間20分の上天草市にある江樋戸港(えびとこう)からフェリーで30分で渡ることができます。
フェリーは1日往復5便で予約なしで乗れます。
便 | 湯島発 | 江樋戸発 |
---|---|---|
1便 | 7時30分 | 8時15分 |
2便 | 9時 | 10時 |
3便 | 12時 | 13時15分 |
4便 | 14時 | 15時 |
5便 | 16時 | 17時30分 |
料金はフェリー内で現金払い。おじさんが集めにまわってきます。
料金
片道 大人1人600円 小学生:片道300円 幼児:無料
駐車場は無料で江樋戸港に駐車できます。
湯島の歩き方
湯島は周囲約4キロと小さい島なので歩いてゆっくり歩いても2時間もあれば十分1周できます。
どの旅館も約1人1泊8000円~が相場となっています。
湯島をお散歩してみよう
湯島に着いたらさっそくぶらぶらとお散歩してみましょう。
港を降りると猫のお地蔵さんと猫マップが。島の中で猫が集まる場所に看板が立てられています。
人が行き交う港は一番の猫スポット。待合室で休憩する猫を撫でたら起こしてしまい迷惑そうな顔をされてしまいました…。
湯島港
湯島はタイ、ウニを始めさまざまな魚とわかめやヒジキなどの海藻類が季節ごとに豊かに獲れる島。養殖場はなく、すべてが天然ものです。なので島のあちこちで釣りを楽しむ人たちの姿が見られます。行ったときの港にはタコがずらっと吊るされて干物作りの真っ最中でした。
港のベンチは猫たちの憩いの場所。猫に陣取られて座れませんでした(笑)
海岸線
島のどこを歩いてもきれいな海が見渡せます。
海がめスポットという看板も!時折大きな海がめが産卵に訪れるとのこと。
市内にいては見ることのできない港町ならではの景色に出会えます。
島唯一のカフェ
島唯一のカフェその名も“ボンヤリカフェ”では海を眺めながらぼんやりとコーヒーを楽しむことができます。
ボンヤリカフェ
電話: 090-5945-0616
ハートの樹
願いをかなえてくれるという樹齢100年以上のアコウ樹。ハートの形をしています。恋の願いも叶うかも?
ハートの樹の木陰でも猫が休憩しています。
西の浜海水浴場
島の西海岸にある西の浜海水浴場ではたくさんの家族連れや若い人々が海水浴を楽しんでいました。シュノーケルで海の中を覗いて見える魚にはしゃぐ子供たちの声がたくさん聞こえてきました。フェリーの中では本島から来る海水浴姿の家族連れも多かったです。
週末は猫島でのんびりしてみよう
今度の週末は忙しい日々から抜け出して、湯島でおいしい海鮮を食べながらきれいな海を眺め、猫とのんびり過ごしてみるのはいかがですか?