今回紹介するのは、熊本県阿蘇にある「的石御茶屋跡(まといしおちゃやあと)」です。参勤交代時のお茶屋として細川公からお墨付をもらった場所でもあります。
【的石御茶屋跡の目次】
▼的石御茶屋跡
肥後藩主が参勤交代に使った豊後街道の通過地点で、休憩昼食をとったところとされています。こちらの屋敷には許可がないと入れませんが、横にある「隼鷹(はやたか)天満宮」に参る通りから眺めることができます。
▼行ってみた口コミ
ミルクロードから県道23号線に右折して進んでいくと、参勤交代に使われた道に左折してを内牧方面へ進んでいきます。
しばらく行くと左手に看板が見えてきます。駐車場は無料で3台ほど停めることができます。
的石御茶屋跡は豊後街道沿いに設けられた御茶屋跡で、二重の峠で休憩したのち、石畳の坂道を下り、的石御茶屋で昼食をとり、次の宿泊地である内牧を目指しましたそうです。
隼鷹天満宮に参る参道の入り口にあった鳥居は、熊本地震により倒壊しています。的石御茶屋跡は、こちらの参道から眺めることになります。
隼鷹天満宮の近くまでは参拝することができますが、熊本地震の影響で手前までしか入ることができません。
隼鷹天満宮の横には湧水池があり、県の名水百選に選ばれています。紅葉の季節には、湖面にも紅葉を映し出しますのでしばらく見入ってしまうほどですよ。
阿蘇市的石地区は、阿蘇神話で健磐龍命(たていわたつのみこと)が杵島(きしま)岳の上から的にして弓を射たという的石があることにちなんで付けられた地名です。
的石御茶屋跡は、参勤交代時に細川藩のお殿様が休憩に使われた場所ですが、紅葉の美しさを見ると納得できる場所です。普段は素通りしてしまう場所ですが、紅葉の季節にはぜひ立ち寄って欲しい場所になります。
▼スポット情報▼
お問い合わせ番号:0967-34-1600 (阿蘇インフォメ-ションセンター) |
住所:熊本県阿蘇市的石536 |
営業時間: |
駐車場:無料 |
入場料:無料(但し、敷地内に入る場合は、許可が必要) |