今回、ご紹介するのは熊本県玉名市天水町小天にある「前田家別邸」です。夏目漱石の小説「草枕」の舞台となった場所へ行ってきました。
【前田家別邸の目次】
スポンサーリンク
▼前田家別邸
明治30年の暮れから同僚と2人で小天温泉へと訪れ、前田家の離れに宿泊し正月を過ごしました。その体験をもとに「草枕」が発表されています。また、前田家別邸の当主「前田案山子(かがし)」は自由民権運動家で第1回衆院議員も務めた名士と言われています。
▼行ってみた口コミ
前田家別邸。左が玄関(門)、右が浴室。
本館跡。建設当時ここには木造三階建ての建物がありました。温泉客用の和室と奥に台所があり、湯殿とつながって旅館として運用されていました。離れとは、廊下の端から屋外の階段でつながり、母屋とは中庭を囲むように渡り廊下でつながれていました。
前田家別邸(北口)です。ここを登ってみました。
夏目漱石が宿泊したと言われる、離れの6畳間へと繋がっています。
「かんてらや師走の宿に寝つかれず」
離れに泊まった際に詠まれた句には、新婚で迎えた正月なのに鏡子夫人を1人残してきた事を気遣う、夏目漱石の思いが込められているのでしょうか。
こちらが、6畳間です。社員旅行で宮崎監督が前田家別邸を訪問。この離れが、映画「風立ちぬ」の主人公宅のモデルかも?と言われています。
離れについて書かれています。
離れから、見下ろした所を撮影。
前田家別邸を裏側から撮影。
この日は、鍵が閉まっていて中を見ることが出来ませんでした。「離れ」の中と「草枕の浴場」は
をご覧ください。
いかがでしたか?夏目漱石の小説「草枕」の舞台となった【前田家別邸】ぜひ、行ってみてはいかがでしょうか。
▼スポット情報▼
お問い合わせ番号:0968-82-4511 |
住所:熊本県玉名市天水町小天766-3 |
営業時間:9:00~17:00 |
駐車場:2台 |
入場料:無料 |