今回ご紹介するのは、天草の高台にある天草キリシタンのシンボル【大江教会】です。
明治40年(1907年)に文豪・与謝野鉄幹をはじめとする北原白秋、木下杢太郎、吉井勇、平野万里たちが東京から夜行列車でこの教会を訪れ、旅行記「五足の靴」が匿名”五人づれ”の名で東京の新聞に掲載されことでも有名です。
【大江教会の目次】
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▼大江教会
海や山の自然豊かな天草は、長崎と共に古くからキリシタンの歴史の地として広く知られています。天草四郎時貞で有名な島原の乱(1637年)によって多くの隠れキリシタンがこの地を追われました。【大江教会】はキリスト教解禁後、天草で一番最初に建築された最古の教会です。
キリスト教を広めるために来日した、フランス人宣教師ガルニエ神父が地元信者と協力して建立しました。昭和8年(1933年)に完成し、中世西ヨーロッパの建築様式であるロマネスク様式が用いられています。今でも天草キリシタンのシンボル的な存在です。
▼行ってみた口コミ
小高い丘の上に建つ【大江教会】の姿は天草のシンボルという言葉も納得の、青い空と白亜の真っ白な教会のコントラスト美しい姿です。敷地内には、パーテルさんとして親しまれたガルニエ神父の像やルルドの聖母マリア像が立てられています。
拝観は無料。残念ながら講堂内は撮影禁止でしたが、赤いカーペットと樹のベンチが温かみのあるかわいらしい内装でした。地域の人たちに愛されてる様子が伝わるような気がしました。
花の咲く季節は満開の花と教会のコラボレーションがとってもきれいです。
毎年12月上旬~1月中旬に行われる「あまくさロマンティックファンタジー」ではとてもきれいなイルミネーション姿が見られます。歴史ある教会が美しく彩られる姿は必見です!
▼スポット情報▼
お問い合わせ番号:0969-22-2243(天草宝島観光協会) |
住所:熊本県天草市天草町大江1782 |
営業時間:9:00~17:00 |
駐車場:乗用車11台、中型バス2台無料 |
入場料:無料 |
ホームページ : 熊本県観光サイトなごみ紀行 |